千葉県弁護士会
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会長あいさつ

会長あいさつ

 ようこそ千葉県弁護士会のホームページへお越し下さいました。心より感謝を申し上げます。令和4年度の千葉県弁護士会会長を務めます篠崎純と申します。

 皆様は「弁護士」という言葉にどのようなイメージをお持ちでしょうか。昔から、弁護士は敷居が高くて、などと言われて久しいですが、私たち弁護士は、そのようなイメージをできるだけ払拭しようといろいろな機会を捉えて努めてきました。それは、市民の皆様にとって弁護士が何でも相談できる身近な頼れる存在でありたいという思いからです。
どこまでその敷居を低くすることができたのか自信はありませんが、今後とも街の身近な法律家として市民の皆様のお役に立てるよう一層努めて参りますので、お困りごとお悩みごとのご相談のみならず、ご要望、苦言なども含めて忌憚のないご意見を当会までお寄せ下さるようお願い致します。

 さて、弁護士の職責は、基本的人権の擁護と社会正義の実現にあります(弁護士法第1条)。当会は、基本的人権の擁護の入口とも言うべき様々なご相談にお応えするため、会内に各種法律相談の窓口を整備し、あるいは自治体や各種団体と連携した法律相談などの法律サービスの拡充に努めてきました。借金、相続、離婚、交通事故などの従来型の問題だけでなく、ここ数年の台風等の自然災害による被害や、新型コロナウイルス感染症のまん延による社会の劇的変化から生じる歪みなど、新たな深刻な問題にも迅速的確に対応する必要があります。
また、直近ではこの4月から成人年齢が18歳に引き下げられる改正民法が施行されることで若年者の消費者保護に関わる相談も増えることが予想されます。社会状況の変化が激しい中においても、引き続き法律相談をはじめとする法律サービスを提供するという職責を果たす中で適切かつ十分な人権擁護活動を推進して参ります。

 SDGs(持続可能な開発目標)という言葉は、もはや現在の社会では欠かせない概念となっています。これは経済産業界にとどまらず、司法の分野でも同様です。SDGsの№16には「平和と公正をすべての人に」と定められ、16-3には「すべての人々に司法への平等なアクセスを提供する」と具体的に記されています。まさに私たち弁護士が必然的に関与すべきことが求められている目標であり、自治体や各種団体等との連携を強化するなど法律相談窓口の拡大、充実等を確実に実践することで、すべての市民の皆様の司法への平等なアクセスを保障できるように努めます。

 1年間という短い任期ではありますが、実務能力に秀でた情熱あふれる副会長5人とともに、これからも様々なチャンネルを通じて弁護士、弁護士会の役割と責務を発信し、社会的に貢献できる領域を拡充することで持続可能な社会的信用の獲得に努め、市民の皆様のさらなる信頼を得られるよう積極的に活動して参ります。 お悩みごとお困りごとなどがあれば、躊躇せずにどうぞお気軽に弁護士、弁護士会にアクセスして頂き、問題解決に向けた一歩を踏み出すお手伝いができれば望外の喜びです。

2022(令和4)年4月1日

令和4年度 千葉県弁護士会 会長
 篠崎 純(しのざき じゅん)